離乳食の後期とは
離乳食後期は、だいたい生後9〜11ヶ月ぐらいに当たる時期です。口に含んだものを舌や歯茎で潰すことに慣れてきて、指で潰せるバナナのぐらいの固さであれば、問題無く消化できるようになります。
内臓も丈夫になってくるので、主食となるお粥も5倍くらいまでを目処に濃くしても問題ありません。顎の動きが良くなり、茶碗いっぱいのご飯、だいたい80〜90g程度食べれるようになったら、1日3回の食事に移行しても大丈夫です。
それに伴い母乳やミルクの量がどんどんと減って来る時期なので、いよいよ食事の栄養バランスが問われるようになってきます。回数を増やすなら、普段授乳を行っている時間を参考にすると良いでしょう。
最低でも食事と食事の間は4時間ほど空けるようにして、増やした直後の量は少なめにして、ちょっとずつ増やして行くようにします。
夜間は子供の内臓の働きが落ちるため、最後の食事は遅くとも夕方6時頃までに設定するようにしましょう。離乳食の基本は、食事は楽しいものだと言うことを理解させることなので、無理の無い範囲で、できるだけ家族一緒にご飯を摂るようにすると良いです
一日3回の食事をバランスよく与えましょう!
離乳食後期は、大人と同じ、日に3度の食事を摂れるようになるので、まだまだ量は少なくても、主食と主菜そして副菜で献立を立ててあげると、栄養バランスの管理がしやすくなります。
ごはん、おかず、付け合わせと3種類考えて、できるだけ毎日違う食材を、違う調理法で食べれるようにしてあげられれば一番です。
例えば、主食のお粥はお茶碗1杯のだいたい80〜90g程度にして、細かく切り、茹でたおかずなどを添えます。離乳食後期になると、色の濃い野菜も食べれるようになるので、栄養バランスの点からも、積極的に取り入れることをおすすめします。
タンパク質も、卵や赤身魚が食べられるようになったりと、食べられる食材が増えてきますので、アレルギーの心配が少ない白身魚を中心に徐々にバリエーションを増やして調理して、主菜にしてあげると良いでしょう。
いずれも、指で潰せる程度の固さであれば問題ありません。心配なものは、細かく手を入れて様子をみながら、小さなものから試してあげると良いでしょう。
離乳食後期の注意点
離乳食後期は、授乳機会の現象によって、脱水症状も引き起こしやすくなるので、飲み物もベビーフードの飲料か、ジュースなどを用意してきっちり飲ませるようにしましょう。
母乳やミルクを飲ませてはいけないというわけでもありませんので、栄養の偏りを回避するため、本人が望んでいれば尚更飲ませてあげることも大事です。
しかし、覚悟が必要なのは、どれだけ親が考えて丁寧に用意しても、絶対に思う通りには食べてくれないと言うことです。初めて食べる食材は、必ずと言って良いほど抵抗しますし、授乳機会が多ければ、離乳食にあまり積極的にならない子もいます。
また、途中で立ち上がろうとしたり、汚したり、こぼしたり、手で食べたりは日常茶飯事なので、スプーンなどの道具を上手く使って気を引くか、問題無い程度であれば、好きにさせてあげる度量も必要です。
慣れてくれば、徐々に大人の料理に一工夫することで離乳食を用意できるようになるのも、後期ならではの特徴ですから、根気強く、しかし根を詰めすぎないように気長に取り組むようにしてください。
大人と同じように食事を食べられるようになり始めるこの時期は、何より、楽しい食卓作りが重要となることを覚えておきましょう。
