離乳食初期の心得
離乳食の初期は母乳やミルク以外のものに慣れる時期です。
初めて口に食べ物を入れて、口を閉じて飲み込むこの時期は
「ゴックン期」とも呼ばれます。
この時期は、離乳食で栄養をとるということではなく、
いろんな食材に慣れていく大切な時期です。
5カ月頃が離乳食の開始時期とは言われますが、赤ちゃんがまだ食べることに興味がなさそうであれば無理して開始することはありません。
ゆっくりでも問題ないので、赤ちゃんのペースで進めましょう。
離乳食を開始するときは、午前中の10時頃から午後14時頃までの間で、
これまで母乳、ミルクをあげていた時間を離乳食の時間にあてます。
あまりおなかをすかせすぎると、かえって食べなくなってしまうこともあるので、
赤ちゃんの機嫌の良い時にあげるのがポイントです。
まずはおかゆから始めよう
離乳食はおかゆをスプーンに1さじから開始します。
初期のおかゆはお米1に対して水10の、10倍がゆを用意し、
お米のつぶをすり鉢でつぶした、ポタージュ状のものです。
最初の1週間はこのおかゆだけをあげ、
離乳食に抵抗がなさそうならゆっくりと食材を増やしていきます。
離乳食初期の頃は、ほとんどの赤ちゃんには歯が生えていません。
そこで、のどの通りが良いポタージュ状のものや、
歯肉で噛みつぶせる柔らかさのものをあげるようにします。
母乳やミルクしか飲んでいなかった赤ちゃんにとって、
固形物は異物なので嫌がって吐き出すこともありますので、
おかゆに限らず、他の食材も液状にしてあげるようにしましょう。
そのうちにだんだんと慣れてきたら、少しずつ水分を減らしていきます。
また、味付けは全くする必要はありません。
離乳食初期は素材の味を覚えることが大切ですし、
腎機能が未発達の赤ちゃんにとっては、塩分は大きな負担となります。
離乳食がどんなものか確かめてみたい方はベビーフードを買って食べてみれば、
様子が分かるかもしれませんが、
中には味付けをしてあったりするものもあるので注意して選んでください。
母乳やミルクは必ずあげましょう
離乳食の初期は、食事になれることが目的ですので、
赤ちゃんのおなかは満たされません。
食事の後には母乳やミルクをしっかりあげてください。
その他の時間にもこれまで通り母乳やミルクをあげて良いです。
これからだんだんと食事に移行していき、母乳やミルクを卒業するようになりますから、
そういう時間も大切にしていきたいですね。
赤ちゃんもそのうち必ずご飯を食べるようになるので、
うまくいかないなど悩む必要は全くありません。
離乳食の時間というのは本当に短いので、お母さんも楽しみながらできると良いですね。
